【N1分析】とは?
よくわかるN1分析の解説とその活用方法!

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こんにちは!
群馬県 高崎・前橋で最も効果の高いポスティングを提供するポスティング会社、データインスペクションです。

今回のフレームワーク解説は「N1分析」です。
前回のペルソナ分析と近い部分のあるマーケティング手法ですので、続けてご紹介します。
ペルソナ分析の記事はこちら

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今回の記事では、

N1分析の提唱者は誰?
N1分析って何なの?
N1分析はどうやって使うの?

 

これらの疑問にお答えします!
ぜひ参考にしてくださいね。

それでは、詳しく解説していきます。

N1分析について

提唱者


提唱者は西口一希氏です

デジタル化する経営とマーケティング 西口一希 Strategy Partners |

世界を豊かに出来る優れたプロダクトの最大成長を目的に顧客起点で事業育成への長戦略立案と投資活動を行なっています。…

N1分析の発想の起源は定かではありませんが、「N1の分析方法」を言語化したのは西口氏で間違いありません。

今回はN1分析の要点のみを簡潔にまとめていますが、その詳しい手法は西口氏の著作たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティングにて語られていますので、気になる方はぜひそちらも読んでみて下さい!

N1分析とは

エリアで人を分ける
N1分析はペルソナ分析に近いフレームワークです。

ただし、N1分析は「顧客の共通項から想像の人物を作るペルソナ分析」と違い、実在の人物を徹底的に深く掘り下げます

そしてペルソナ分析との最大の違いは、顧客の分析で終わらずにその顧客がロイヤル顧客(=売上の上位80%に属する顧客)となった「アイデア(=きっかけ)」を探し、マーケティングに活用する点です

N1分析の使い方と活用方法

N1分析
5セグマップ(引用元 顧客起点マーケティング)

顧客をセグマップで分類する

まずは西口氏の提案する5セグマップ(またはより詳細な9セグマップも可)で顧客を分類します。

5セグマップとは、顧客を「ロイヤル顧客(=売上の上位80%に属する顧客)・一般顧客(=残りの20%の顧客)・離反顧客(=元購入者)・認知未購買顧客(=商品を知っているが未購入)・未認知顧客(=商品を知らない)」の5層に分けたものです。
(9セグマップは、「ロイヤル・一般・離反・認知未購買顧客」の4層をさらに「次回の購買意欲のあり/なし」の2通りで計8層に分け、そこに未認知顧客を加えた9層のセグメンテーションです。)

各層のN1を徹底的に調査・インタビューする

そして各層に属するN1(=一人の顧客)に、徹底的にインタビューします。

この際明らかにすべきことは、その顧客がなぜその層に属するに至ったかという理由・きっかけ(これを西口氏はアイデアと呼んでいます)です

特に、「ロイヤル顧客が一般顧客からロイヤル顧客に移行した理由(アイデア)」は重要視されます

アイデアの活用

ロイヤル顧客に至った重要な理由=アイデアがわかったら、広告などを活用してそのアイデアを他の顧客にも徹底的に認知させます。

それによって、非ロイヤル客をロイヤル顧客に変換するのです!

これがN1分析とその活用方法です。

N1分析の注意点

N1分析の説明とその活用方法の大まかな流れは以上となります。

注意すべき点は、「N1」という呼称と「たった一人」・「1人の顧客を知れ」という売り文句から、ただ1人だけをインタビューすればいいかのように見えますが実際には「N1は一人ではなく複数人」ということです。

特に、アイデアが見つかるまでは何人にもインタビューを繰り返します!

その点は誤解のないよう気をつけてください。

実際にN1分析を活用した企業

以下はすべて西口氏によるものです。他の実例は見つかりませんでした。

肌ラボ

肌ラボ

肌ラボの売上を20億から8倍の160億に。

ロクシタン

ロクシタン

ロクシタンの過去最高利益を更新。

スマートニュース

スマートニュース

ニュースアプリ市場でナンバーワン、かつ企業価値を1000億円に。

 

他者による実例がないので、N1分析が優れているのか、それともただ西口氏の手腕によるものなのかの判別が付きづらいのがN1分析のネックでしょうか。

いかがでしたか?

結果

前回のペルソナ分析は、顧客のイメージを具体的に捉えるためのフレームワークでした。

一方で、N1分析はより具体的かつ実際の顧客の情報を分析し、その分析結果をマーケティングに利用するものです。

ペルソナ分析との最大の違いは「アイデア」です。
ペルソナでは共通項を探すため、「一人の顧客が優良顧客となった理由」を見つけることは不可能ですが、N1分析ではその理由こそが最も重要とされます。

また、ペルソナ分析と違い費やされる時間的コストが短いのも特筆すべき点だと西口氏は語ります。
なぜなら、今の時代は流行り廃れの移り変わりが激しいため、可能な限り俊敏に動くことが重要だと西口氏は考えているためです。

大きい会社では社員全員で同じ目線・顧客像を持つためにペルソナを作ることも大事ですが、社員数の少ない小規模の会社の場合はペルソナよりもN1を探ることがより重要かもしれません。

N1分析、ぜひ活用してみてくださいね。

データインスペクションはあなたの事業を応援します!

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以上、N1分析の解説でした。
あなたの事業のお役に立てれば幸いです。

その他、ポスティング・マーケティングでお困りのことがありましたらまたは【0273869588】までご連絡ください。

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お待ちしています!

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