こんにちは!
群馬県 高崎・前橋で最も効果の高いポスティングを提供するポスティング会社、データインスペクションです!
今回からは、ビジネスのフレームワークについてお話していきたいと思います。
以後、参考文献は翔泳社のビジネスフレームワーク図鑑です。
今回は「ミッション・ビジョン・バリュー」フレームワーク(通称MVV)についてです。
MVVフレームワークとはどのようなものなのでしょうか?解説していきます。
MVVの提唱者はドラッカー…ではない!
まず、このMVVは誰が言い始め、どんな目的で提唱されたのか。
気になるところですが…全くの謎になっています。
ネットではドラッカーが提唱者という記述も見受けられますが(大手の朝日新聞社までがそのような記述をしています)これは間違いとのこと。
誰がどんな目的で言い出したか、わからないまま浸透したフレームワークになります。
とはいえ、会社にとって必要なものであることは間違いありません!
MVVの浸透した日本に限らず、海外の企業でもMVやMVVを規定している企業は少なくないのです。
MVVの目的
由来のはっきりしないフレームワークですので、その効果・目的は諸説あります。
基本的には企業の目的を広く内外に知らしめ、行動指針を示しブランディングの役割を果たすものとなるでしょう。
なにより、目的のない労働は「拷問」です。
「もっとも残酷な刑罰は、徹底的に無益で無意味な労働をさせること」とドストエフスキーも語っており、実際シベリアでは「目的もなく穴を掘り埋め続けるだけ」の拷問がありました。
あなたの社員がそのような「拷問」の中に落ち込まないために、MVVはしっかりと策定、明示しておきましょう!
MVVとは何か
企業のMISSION(使命)、VISION(未来像)、VALUE(S)(価値観)のことになります。
ミッション
社会における企業の存在意義(レゾンデートル)になります。
何のために会社がその社会で存在しているのか。
まずはここを明確にしましょう。
ビジョン
未来像、目標のことです。
あなたの企業が何を達成したいのか、考えてみてください。
バリュー
共有すべき価値観、すなわち行動指針となります。
迷ったときなどに従うべき理念です。
ミッションを達成するために取るべき行動とも言えるでしょう。
MVVの実例
言葉で説明しても伝わりづらい部分がありますので、実際に今を馳せる大企業GAFA、そして日本を代表するTOYOTAのMVVを見てみましょう。
ミッション
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。
ビジョン・バリュー
グーグルは、ミッションは公開していますが、他の項目は公開していません。
一応、各社のMVVを集めたサイトでは「To provide access to the world’s information in one click」をビジョンとしています。
海外企業はミッションは明示していても、MVVという「形」にこだわっている企業が少ない、あるいはあったとしても非公開、ということが多いです。
Amazon
ミッション
ビジョン・バリュー
やはりAmazonもビジョン、バリューは公開していません。ミッションが長いので、その中に含まれていると考える事もできるでしょう。
先程のサイトでは「Our vision is to be earth’s most customer-centric company; to build a place where people can come to find and discover anything they might want to buy online.」をビジョンとしています。
Meta(Facebook)
ミッション
コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現します
ビジョン・バリュー
やはりビジョン・バリューは持ちませんが理念(Principal)は掲げており、
- 発言の場を提供する
- つながりとコミュニティの構築
- すべての人に役立つサービス
- 利用者の安全とプライバシーの保護
- ビジネス機会を促進
としています。
Apple
なんと、アップルにはビジョン・バリューはおろか、ミッションすら明示されていません。
一応、プレスリリースでは、「Appleの10万人以上の社員は世界で最も素晴らしい製品を創り出すこと、そして自分たちが生まれてきた世界をさらに良いものとして次世代へ残すことに邁進しています。」としています。
また、先のサイトではティム・クックの発言をミッション・ビジョン・バリューとしています。
TOYOTA
ミッション
ビジョン
バリュー
GAFAと比べて抽象的で、言葉遊びのようでもあります。MVVを全て律儀に埋めているのも、日本企業らしいですね。
いかがでしたか?
当社でもMVVは策定しています。残念ながらうまく共有できてないのが実情ですが…
そのミッションは
私たちが目指す道は「弱者を思いやる社会」ではなく「弱者を作らない社会」である。
です。
MVVで大事なことは、ただMVVを作るだけでなく、いかに社員で共有するかでしょう。
朝礼唱和などを行う会社もありますが、それもまた時代錯誤のようであり、浸透させるのはなかなか難しい点があると思います。
ともあれ、MVVを策定していない会社はぜひ策定してみて下さい。
そして社員で共有し、さらなる高みを目指して邁進しましょう!
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