本の紹介:マーケティングとは「組織革命」である
森岡毅

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こんにちは。
群馬県 高崎・前橋で最も効果の高いポスティングを提供するポスティング会社、データインスペクションです!

今回は、森岡毅氏『マーケティングとは「組織革命」である』についての記事になります。

森岡毅氏とはどのような人物?

「大赤字のUSJをディズニーランド超えのV字回復」の業績で知られる森岡毅氏。しかしそれ以上の情報はあまり出回っていません。といって隠しているというわけでなく、自身の著書の中でその生い立ちや経歴などは細かく語られています。

単純に、2010年から2017年までのUSJの立て直しが個人(待遇は社員)として初めて取り組んだ事業であって、まだまだ氏を端的に語るには経歴が浅いというところでしょうか。
その後もあちこちの企業を立て直し続けていて、決して何もしていない訳ではないのですが…。

次に大きな経歴として記されるとしたら、彼の悲願である沖縄リゾート構想が成功した時でしょう。

その開業は、2025年を予定しています。

「マーケティングで日本を元気にする」をモットーとする森岡氏のさらなる成功を楽しみに待ちましょう!

本の内容

さて、肝心の本の内容は、どのようなものでしょうか?

「人と組織」について書いたと ご本人は仰っています。

「人間は情緒の生き物である」と語り、数学的解決を得意にする森岡氏が、組織と人間の情緒について語ります。

いわく、「人間とは自己保存の生き物である」と。
人間は低きに流れる性質がある」という話で、本書は「それにどう抗うべきか」、そして「他人の自己保存をどう利用するべきか」と言うことが書かれているのだと思います。

読み物としては面白いのですが、なかなか冗長な部分があり、技術的には得るものは多くないように思います。
精神論の部分が多く、森岡氏の人となりを知るにはいい本ですが…。

森岡氏のような人間になりたい、という人にはおすすめの本ですし、実際これを読んで大きな感銘は受けました。
このような熱い志を持つ人間になら、会社を託してもいい(会社など持っていませんが…)と思える本です。

どんな人におすすめ?

社内、あるいは何らかの「情緒的なしがらみ」に挟まれ、身動きが取れなくなっている人にはぜひ読んでほしい本です。

そこから抜け出し、力強く「自己保存の本能」に逆らって生きてみよう、と思えるはず。

組織について語ってはいますが、企業のための本というよりは、低きに流れる本能に人がどう抗って生きるべきか、という内容で、その方法論は、あなたの人生の助けにもなるでしょう。

さすが第一線で活躍している方の精神論で、面白かったです。
他の本(特に娘さんに宛てて書いた本)も読みたくなります。

一方で、既にグズグズに腐った会社にいて、その立て直しをしたい!という人にはあまり向きません。

この本は、一貫して会社の立て直しについて語ってはいるのですが、「即効性のある解決策」などの都合の良い話は一切書かれていません。

明日にも会社が潰れるかもしれない、そんな状況を覆すための本では全くありません。

いかがでしたか?

まとめ

データインスペクション(当社)では様々なマーケティング本を読み、日々技術のアップデートを心がけております。

皆さまの広告チラシ、ぜひ安心してご依頼いただければと思います。

ご依頼は【お問い合わせ】または【0273869588】まで。お待ちしています!

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