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論者の盲点

#4 意欲の盲点

「意欲」とは何か。 やる気・動機・士気・モチベーション・インセンティブ…似た表現はいくつかあれど、どう言い換えてもその本質が捉えられないあやふやなモノだ。 そんな不確かなモノであるにも関わらず、「意欲」は気の持ちようや精神論ではなく、実際に現象として存在していて、それが人の行動ひいては人生までも左右する。 私たちが人生を充実したものにするためには、「意欲」の積極的なコントロールが重要だ。意欲なしに […]

#3 正邪の逆転 Presented by論者の盲点

  現代の経済を論じるには、政治的イデオロギーと経済は、切っても切り離せない関係にあります。 別の言い方をすれば、政治的イデオロギーに依って、経済政策などが決められていると言っても過言ではないでしょう。 現代の政治的イデオロギーを、大きく二つに分けると、一つは、グローバル化勢力、すなわち、国境をなくし、人・物・お金の流通を自由にして、世界政府の樹立を目論む勢力。 そして、もう一つの勢力が […]

#2 幸福の盲点 Presented by論者の盲点

ブータンの子どもたち by Arian Zwegers 「幸福学」というものがあるらしい。 慶應義塾大学大学院、前野教授の研究だ。 彼はアンケート調査により、幸福の因子を4つにまで絞り込んだとする。 その幸福の4因子は以下の通り。 自己実現と成長の因子(やってみよう因子) 繋がりと感謝の因子(ありがとう因子) 前向きと楽観の因子(なんとかなる因子) 独立と自分らしさの因子(ありのまま因子) このま […]

#1 哲学の盲点 Presented by論者の盲点

本来、哲学は「容易なもの」のはずであった。 最も基本・基礎に位置する学問。 それが日本で妙に高尚だったり、または全く取るに足らない机上の空論として扱われるようになってしまったのは、この言葉(哲学)を作った西周のせいともされる。 私ごときがおこがましいが、はっきり言って名が体を表していない。 西の外国語由来の造語は数多く有り、そのどれもが西の知性を誇示せんがごとく「格式高い」。 殊に哲学・数学に関し […]