OODAとは

データインスペクション

こんにちは!
群馬県 高崎・前橋で最も効果の高いポスティングをご提供するポスティング会社、データインスペクションです。

今回のフレームワーク紹介はOODAです。
前回のPDCAサイクルとよく比較されるフレームワークです。

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OODAとは一体どのようなものなのでしょうか?解説します!

OODAについて

提唱者

Boyd56.jpg

アメリカ空軍パイロット、後にペンタゴンのコンサルタントとなったジョン・ボイド氏によります。

OODAとは


OODAとは、Observe/Orient/Decide/Actの頭文字を取ったものです。

OODAは、これらをループ状に組み合わせるため、OODAループとも呼ばれます。

O/O/D/Aそれぞれについて解説します。

Observe:観察

現在の状況・外部の情報・周囲との交流、そして前ループの経験データを収集します

Orient:状況判断

Ovserveで集めたデータから状況を判断します。
Boyd氏はこの「O」をBigOと呼び特に重視していたそうです。

Decide:決定

判断された情報から取るべき行動を決定します。

Act:行動

決定された行動を実行します。

OODAループ

OODA→OODA→OODA→…と繰り返します。

なお、Boyd氏は理想的には決定(D)は暗黙のうちに行われ、OOAのループになるのが望ましいと言っていたそうです。
難しい表現ですが、誤解を恐れずに言うならば、最初のループの「決定」が、後の決定でも同じになることが多いため、省かれるのが望ましいという意味で良いと思います。

特に日本企業で言えば、「上司の決済」が省かれることになります。なかなか難しいことですが、OODAループを高速で回すには必要不可欠なことでしょう(日本企業にOODAがなかなか浸透しない理由はここにあるのではないかと考えています)。

OODAを使っている企業など

TOYOTA

Netflix、Paypalを始め、アメリカの企業で一般的に使われています。
英語になりますが、興味があったら読んでみて下さい。

また、「TOYOTA独自のPDCAサイクル」の実態はOODAループだとも言われています。

PDCAとの比較

比較

こうやって実際に比較してみると、PDCAとOODA、確かに似ている部分はあるものの、全く違うものだということがわかります。

それでも、この2つが比較されるのは「どちらも螺旋状の構造をしているフレームワークだから」と言うだけではないでしょうか。

PDCAの紹介の際にも言いましたが、別にどちらかだけを使わなくてはならないという話ではないのです。

状況に応じて両方使うのが賢い選択と言えるでしょう。

OODAは、元は空軍パイロットの戦闘に使われていたものなので、特に現場レベルでの判断に優れます。

是非、活用してみてくださいね!

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