広告予算を決める

目的を理解しKPIが明確になったら、次は広告費用の予算を決めます。

売り上げから求める方法

広告費用の決め方は色々ありますが、いちばん簡単なものは “売り上げの何割” にするか、という方法です。

こちらは業種により割合が変わります。

例えば2020年電通の資料より当社に関係のある業種を見てみると、不動産 4.6%、教育・医療・宗教 2.5% となります。

CPAとLTVから求める方法

もう一つの方法として、マーケティング分野において重要な指標であるCPAとLTVを活用した方法を提案します。

CPAは「顧客獲得単価」(Cost Per Acquisition)の略であり、LTVは「顧客生涯価値」(Lifetime Value)の略です。

CPA(顧客獲得単価)

CPAとは、広告を配信するために必要な費用を、その広告から獲得した顧客数で割った値です。計算方法は以下の通り。

・CPA=広告費÷アクション数(コンバージョン数)

例えば、広告配信費用が100,000円で、その広告から100人の顧客を獲得した場合 100,000÷100 となり、CPAは1,000円です。

CPAが低いほど、効率的に顧客を獲得できていることを示します。

LTV(顧客生涯価値)

LTVとは、顧客がその企業と取引を続ける期間を考慮して、その顧客から得られる収益の総額を表します。

一般的な計算式は以下になります。

・LTV=購入単価×年間購入回数×継続期間

例えば、ある顧客が1年間に10,000円の商品を10回購入し、5年継続した場合 10,000×10×5 となり、その顧客のLTVは500,000円です。

LTVが高いほど、その顧客が長期的に企業にとって重要な存在であることを示します。

予算の決め方

この二つの指標を用いて広告予算を決める場合には、まずLTVに基づいて広告配信費用の上限額を設定します。

そして、その上限額を超えないように、CPAを最小化するように広告配信を行います。

このようにすることで、より多くのLTVの高い顧客を獲得し、収益を最大化することができます。