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今回のフレームワーク紹介は「アイゼンハワーマトリクス」。
日本では時間管理のマトリクスと呼ばれることもあります。
日本では時間管理のマトリクスと呼ばれることもあります。
「アイゼンハワーマトリクス」は現在抱えているタスクの優先順位や自らの状態を明らかにするためのフレームワークです。
アイゼンハワーマトリクスとは具体的にどんなもの?
アイゼンハワーマトリクスはどうやってつかうの?
詳しく解説していきます!
アイゼンハワーマトリクスについて
提唱者
ノースウェスタン大学総長James Roscoe Millerの発言、
“I have two kinds of problems: the urgent and the important. The urgent are not important, and the important are never urgent(私の持つ問題には2種類がある:緊急のものと重要なものだ。緊急なものは重要ではないし、重要なものは決して緊急ではない)”
が起源と言われます。
それを第34代アメリカ合衆国大統領Dwight David Eisenhowerが引用し演説。
そして更にそれを「7つの習慣」で有名なコンサルタント、Stephen Richards Covey氏がアイゼンハワーマトリクスとして広めたことで有名になったとされます。
アイゼンハワーマトリクスという名称ですが、アイゼンハワー大統領が考えたのではなく、キャッチーだから名前を使われた、という感じなんですね。
アイゼンハワーマトリクスとは
アイゼンハワーマトリクスは、まず現在自分(または相手や集団)が抱えている問題を以下の4つに分けていきます。
(その際は上図のような表を利用すると把握しやすくオススメです。)
- 緊急かつ重要
早急に取り組み、解決する問題。 - 緊急だが重要ではない
重要ではないのだから、他の人に任せる・ツールを用いて自動化するなどの手法を用いて早急に解決する問題。 - 緊急ではないが重要
いつまでに終えるか計画を立てて解決する問題。
緊急の問題ではないからと言って決して放置しないこと。 - 緊急でも重要でもない
必要がないなら削除する問題、または緊急度か重要度が上がるまで先延ばしする問題。
- 左上(緊急かつ重要)のゾーンの問題が多い場合はそれらをすぐに解決し、右上か左下のゾーンに移行することが重要です。
左上のゾーンは消防士のゾーンと言われ、常にこのゾーンにいると心身が疲弊してしまいます。早急に解決・脱出するようにしましょう。 - 右上(緊急ではないが重要)のゾーンは社長のゾーンと呼ばれます。
最も理想的なゾーンです。 - 左下(緊急だが重要ではない)は警戒のゾーン。
このゾーンの項目が多い場合、抱えている問題のバランスは取れています。
より重要な右上への移行を狙いましょう。 - 右下(緊急でも重要でもない)は受け身のゾーン。
このゾーンの項目が多いならもっと重要かつ緊急の要件を求めて下さい。
アイゼンハワーマトリクスの実例
富士フィルムの記事なども参考にしてください。
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